私が3回買い直して20年読んでいる本

こんにちは!

料理で彼の心と胃袋をつかみたい女性のための

愛されめしプロデューサー青木ユミです。

 

あなたは同じ本を何度も買った

という経験はありますか?

 

忘れていてついうっかり買ってしまって、

読み始めたら「読んだことあった!」

と気づいたことはあるかもしれませんね。

 

手放しては買い…

先日レッスン後の懇親会で

生徒と話していて、本の話になりました。

 

私は大量に本を買いますが、

内容を学んだら売ってしまったり

人に譲ることが多いんです。

 

でもその中で、「やっぱり…」

と3回買い直した本があります。

 

その本がこちら。

Good Luck

 

『Good Luck』

<著者>
アレックス・ロビラ

フェルナンド・トリアス・デ・ベス

 

マーケティングや経済学の専門家が書いた本で、

初めて読んだのは私が高校生の時。

(もちろん、日本語で売ってますよ)

 

子供でもわかる物語で、

考え方や生き方の基本を書いてある本で、

売ってしまってもなぜかまた、

読みたくなって買ってしまう本なんです。

 

哲学書であり、小説であり、

ファンタジーで、読みやすいけど深いんです。

 

何もしなければ手に入らない

『Good Luck』は、白い騎士と黒い騎士の2人が

7日後に生えるという幸運のクローバー

探す旅に出るお話です。

 

黒い騎士は、森に住む女王や王子に

幸運のクローバーのありかを尋ねますが、

「そんなものはこの森には無い」

という素っ気無い返事ばかり。

 

黒い騎士は、次第に

「どうせ幸運のクローバーなど存在しないのだ」

という気持ちが強くなり、探す気持ちを失っていきます。

 

一方の白い騎士は、

「そんなものはこの森には無い」

と言われても諦めず、

「どうして森にはクローバーが生えないのか?」

「どうすればクローバーが生えるようになるのか?」

と聞き続け、得た答えをヒントに、

土を運んだり、水を運んだり、

日が当たるように枝を切ったりして

「魅惑の森」にクローバーが生える環境を整えていき、

クローバーを手にすることができました。

 

結局、幸運は誰にもあるけど、

「私には無理だわ」

得るための努力をしなければ、

何も手に入らないということですね。

 

“待ってるだけ”になってませんか?

この本には心に響く格言がたくさんあるのですが、

彼の心と胃袋をつかみたい

というのも同じです。

 

「結婚したら料理はなんとかなる」

いう人もいますが、確かに

食べられるものは作れるようになりますね。

 

ですが、それが

「この料理食べたいから早く帰ろう」

「毎日この料理食べたいから結婚したい」

と思ってもらいたい、旦那様に大事にしてもらいたい

というなら別ですね。

 

4人に1人の男性が

妻の料理に不満を持っている

というデータもありますから。

 

生徒と話すまでは、

この本のことはすっかり忘れてました。

ですが、よく考えたら

3回も買い直した本って他にないんですよね。

(2回目で学習しなさいってツッコミは置いといて)

 

あなたは、

~できたらいいな

~に行けたらいいな

~が手に入ったらいいな

と待っているだけで、

行動していないことはありませんか?

 

幸運が訪れないのには、

訪れないだけの理由がある。

 

幸運をつかむためには、

自ら下ごしらえをする必要がある。

 

忘れず心に留めておきたいものです。

 

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