人は何かにつけて縁起を気にするものですが、
日本人が毎日の食事で使う「箸」にも縁起があるのをご存知でしょうか?
箸には「食べるものに困らない」「たくさん食べる」
という意味から、健康などの縁起の良い道具とされています。
また、”人と人を橋渡しをする=絆”とみなし、
夫婦円満や恋愛成就などに縁起の良いギフトととしても最適です。
それだけに「箸が折れることは縁起が悪い」とされているので、
贈り物では特に、折れにくい丈夫な箸を選ぶことが大切です。
ところで、あなたはお箸を正しく持てますか?
外食に行った先や、グルメ番組などで
おかしな持ち方をしている人を見かけることがありますが、
あまりみっともいいものではありませんね。
年代の高い人ほど、食事の仕方や箸の持ち方で
家族環境をイメージしてしまうといいます。
彼のご両親に紹介されることになった時、
食事の席で箸が上手に持てないと、どうなるでしょう?
指摘されないとしても「品がない」と思われ、
かなりのマイナスポイントです。
彼にも恥ずかしい思いをさせることになるので、
箸の持ち方は正しく覚えておきましょう。
正しい箸の持ち方
まずは、上の箸を、鉛筆を持つように
親指、人差し指、中指でしっかりと持ちます。
次に、下の箸を親指と人差し指の間にいれ、
薬指の第一関節あたりで固定します。
基本的に下の箸は動かさず、
上の箸を人差し指と中指ではさむようにして上下に動かします。
正しい持ち方をすれば、見た目が綺麗なうえに
手も疲れにくく、ゆっくりと食事を楽しむことができます。
まとめ
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に暮らしていた方は、
箸の持ち方を厳しく指導されたという方も多いと思います。
食事の仕方には、普段の生活が表れます。
だからこそ、所作が美しいと品のある女性をアピールできます。