「手際が悪くて、料理に時間がかかる」と言う理由で、料理が苦手と思っている方も多いかと思います。
「時間がかかる」という悩みを解決するには、
短時間で作れる、超簡単なレシピを作れば良い
というのも、一つの方法ですが、
それが解決策なわけではありません。
とは言っても、
なんども繰り返し作るということが解決方法でもありません。
原因を明確化し、原因に合った解決策をとる必要があります。
彼に手料理を振る舞う時にも、
せっかくならできたてアツアツを食べて欲しいと思うでしょうし、
自分が苦労しないためにも、短時間で作るコツを知っていると便利です。
今回は、根性論などではなく、
「時間がかかる」という悩みを解決する方法をお伝えします。
時間のかかる料理から開始!
とりあえず、目の前にある材料を手にとって、初めてしまうというケースの場合、後から「先にお湯を沸かしておけばよかった」という無駄な待ち時間ができるため時間がかかります。
長時間の加熱が必要な煮物や
冷やすと美味しい料理など、
時間のかかる料理は最初に始めましょう。
煮物等は煮込んでいる合間に他の料理に取り掛かれますし
鍋などの中に入れた材料分のスペースが空くので
キッチンが使いやすくなり、作業もはかどります。
そのために、最初に行うことは、
作ろうとしているメニューのレシピをしっかり読んで順番を考えること。
朝、トーストを焼いて食べようと思った時に、トーストが焼けるまで立ち尽くして待っている人はいないと思います。
忙しい朝だからこそ、トーストの焼ける時間を逆算し、焼いている間に、コーヒーを準備したり、他のことをしているはずです。
朝、「自分が家を出るまでに何をするのか」というタスクを把握して、順番を考えて行動しているわけですから、料理でも同じことをすればいいわけです。
出来たてを出したい料理は最後に!
冷めると美味しさ半減の揚げ物や茹でて放置すると伸びてしまうパスタ、
一度冷めたものを温め直すと、お肉が硬くなるハンバーグ等々。
作る途中、もしくはできた後に時間をおくのはNGな料理も。
時間が経つほど味が落ちてしまうこうした料理は、
出来たてをそのまま食卓に出すのが原則です。
先に準備するのは仕込みだけにしておきましょう。
仕込みを行い、その間に他の料理を作っていくことで、時間を効率よく使うことができます。
まとめ
料理を作る順番は、このように
時間が経ってもOKなものとNGなものとに分けて考えます。
温め直せるお味噌汁や、サラダなどは合間に作るといいですね。
また、アレもコレもと一度に手をつけるのではなく、
材料を切る時は切る、タレなどを作る時はその調合だけと、
調理の工程にメリハリをつけると、効率がアップします。
料理にとりかかる前に、まずは完成から逆算して
料理を作る順番を考えるという段取りを立てることも、
料理上手になるひとつの重要なポイントです。
料理はするけどいつも時間がかかっちゃって
全部できた頃には最初に作った料理がサメサメ…。
という人は、愛されめしで時短料理のコツを伝授します。